目次
Page 1
ー 最短6分でゆで卵ができるエッグスチーマー
Page 2
ー どこでも薬味を手軽に刻めるチョッパー
Page 3
ー サラダチキンもできるヨーグルトメーカー

 共働き世帯や単身世帯の増加、ライフスタイルの多様化により、家電も「多機能」より「単機能」で、ちょっと不便な家事を解消してくれる家電を買い足すという方が増えている。そこで、今回は5000円以下で購入できる、シンプルかつ役立つ最新調理家電を紹介する。

最短6分でゆで卵ができるエッグスチーマー

 手軽に食べられ、栄養価の高いゆで卵。しかし、鍋を用意し、ゆでて、火加減を調整しつつ時間を計らなければならないので面倒だと感じる方も多いのではないだろうか。サンコーの「超高速エッグスチーマー」は、水を入れてボタンを押して、ブザーが鳴るのを待つだけ。3個まで最短6分ほどでゆで卵ができる。実勢価格は3278円。

当記事は「東洋経済オンライン」(運営:東洋経済新報社)の提供記事です

 本体のほかに計量カップが付属しており、火の通り具合に合わせて給水を行う。「超半熟」は15mL、「半熟」は20mL、「やや半熟」は30mL、「かたゆで」は45mL。目盛があるので計量は簡単だが、火の通り具合に合わせて水量を変えるので、水量の目盛りと共に「半熟」「かたゆで」などの表記がほしい。計量した水は、水受けに給水する。鍋などでゆでるのとは違い、ほんの少量なので不安になったほどだ。

手前が半熟、奥がかたゆで。冷蔵庫から出したばかりの冷たいたまごを使用(筆者撮影/東洋経済オンライン)
手前が半熟、奥がかたゆで。冷蔵庫から出したばかりの冷たいたまごを使用(筆者撮影/東洋経済オンライン)

 計量カップはキャップを外すと針がある。この針で、たまごのお尻(径の大きいほう)を突き刺し、穴が空いているほうを上に向けて置く。この作業をしなくてもゆで卵はできるが、刺しておくことで殻がむきやすくなる。

 あとはボタンを押すだけ。6分程度で超半熟に仕上がるが、常温と冷蔵庫から出したばかりのたまごでは仕上がりが異なる。冷たいたまごはゆるくなりがちなので、少し水量を多めにして長く加熱するとちょうどよく仕上がる。常温のたまごは、説明書どおりの時間で仕上がった。