教材の中に同封されていたチラシ

ベネッセ騒動の発端となった投稿者のツイッターは非公開に
ベネッセ騒動の発端となった投稿者のツイッターは非公開に
【写真】非公開になった発端のツイート主、渦中の『進研ゼミ』を開封してみた

 さて、冒頭の主婦による「チャレンジ1ねんせい」開封に戻ろう。女性に中身を“実況”してもらったところ、同封されていたのは「開講案内」や「学習の進め方」などの必要書類。そしてビニールパッケージに入っていたのは副教材パックや特典、他の講座案内のチラシや冊子とのこと。

 問題となった“反ワクチン・ノーマスク”に関するチラシはおろか、《(株)ベネッセコーポレーション》が発行した書類以外のものは同封されていなかったようだ。やはり、ツイートはデマだったのだろうかーー。

SNSツールの発達によって、誰もが気軽に意見を主張しやすくなった反面、誰もがトラブルに巻き込まれる時代になりました。おもしろそうな、自分に有益な話題が回ってきたからといって、本当か嘘かを見極めずに拡散させるのはデマに加担するのと同罪。

 自分の投稿が世間にどんな影響を与えるのか。これを想像できずにSNSを使っていると、思わぬしっぺ返しを喰らうかもしれませんね」(同・ITライター)

 投稿者から“報告”がなされる日はくるのだろうか。