金運を上げる参拝マナー

知っておきたい!あやかりパワーをマックスにする豆知識

【1】 柏手は右手を下げて打つ

 本殿の前で柏手を打つときは、手を合わせ、右手を下にややずらしてから。「こうすると音が高くなります。神社では、いい音を鳴らすことも重要」

【2】 お賽銭は願いの「対価」ではない

 お賽銭は、神社維持のためのもの。「この神社が、次にお参りに来る人のために在りますように」と思いを込めて。

【3】 参拝後は本殿に背を向けてみる

神社が建つのは、『神様にその土地でいちばん番いい景色を見ていただける場所』。その方向にこそ御利益が」。本殿に背を向け、神社が向いている方向を眺めよう。

【4】お守り、お札はお釣りが出ないように

 お守りなどは本来、神主が御魂を入れたものを分け与え、参拝者はそれを受け取って気持ちを納めるもの。売買ではないので、お釣りを出すのはNG。

【5】 境内の木に触らない
 
 木に抱きつく、なでるなどは絶対にNG!木が栄養や水を吸う大切な根を踏んでしまい、弱めてしまう結果に。

 教えてくれたのは…神社ソムリエ佐々木優太さん ●昭和59年、兵庫県生まれ。ミュージシャン。全国47都道府県の神社を1万社以上巡り、その魅力を発信。著書に『全国1万社を巡った僕が見つけた 開運! あやかり神社』(双葉社)がある。Instagram:@getaoto

〈取材・文/仲川僚子〉