何らかの“力”で7月の試験に臨むことができたとしても、再々不合格だった場合は窮地に追い込まれることに。

「事務所をクビになれば、就労ビザは当然与えられませんし、眞子さんの配偶者ビザでは圭さんは働くことすらできません。安定したNY滞在のためには合格が必須なのです」(同・前)

アメリカに滞在し続ける“抜け道”

 紙一重な立場の圭さんに対し、NY州弁護士資格を持つ清原博氏はこう指摘する。

「2度目の不合格を受け、圭さんは“合格点に5点足りず、とても無念”と話したと報じられていますが、この発言からは“いかに惜しかったか理解してほしい”という気持ちと“次は受かるだろう”という甘えが見受けられます。

 そもそも、圭さんからは“弁護士になろう”という熱意があまり感じられません。本気で試験合格を目指す人は、ロースクールのカリキュラムの合間を縫って論文を執筆することなど考えず、その時間は勉強に費やします」

 圭さんは、学生を対象にしたビジネス法律コンペに2年連続で論文を応募し、'19年に準優勝、'20年に優勝している。

圭さんは“学者肌”のようで、1つの課題に対して時間をかけて調べて分析し、論文にまとめる作業は得意。昨年4月に圭さんが公表した、金銭トラブルを説明する28ページの文書は、一般の方にとっては読みにくかったと思いますが、緻密な分析と整った体裁は、学者としては素晴らしかったです」(清原弁護士、以下同)

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 その“長所”は、試験では不利に働いてしまうことも。

「限られた時間で数多の問題をテキパキこなさなくてはならないのに、1つの問題を得点にならないところまで深く考えてしまい、点数が伸び悩むパターンだと思います」

 再々受験ともなればプレッシャーは計り知れず、勝算は見えないというが、

「次の試験もうまくいかなければ、弁護士よりも大学教授や学者といった“向いている道”へ進めばよいと思います。もう1度大学に入学して博士課程に進めば、学生ビザが発給されるため当面の間はアメリカに滞在できますし、圭さんも、心の奥でその“抜け道”を歩みたいという気持ちがあるからこそ、勉強に身が入らず、油断が垣間見えるのではないでしょうか」

 弁護士デビューを諦める─。帰国を回避する驚きの“カラクリ”が、ふたりの余裕な表情のワケなのか。


伊井俊貴 精神科医。『メンタルコンパス株式会社』代表取締役と『愛知医科大学』非常勤講師を兼務

清原博 国際弁護士。アメリカの法律事務所で勤務後、帰国して『むさし国際法律事務所』を開業