自身もモデルとして活躍するファッションコーディネーター・中村康介さんによると、この“彼シャツ”は「最近、また若い女性の間で流行っています」とのこと。何でも、1992年にリリースした平松愛理の『部屋とYシャツと私』がヒットした際にも流行したコーディネートで、それがリバイバルしているのだとか。

「おそらく下はデニムのショートパンツ、またはホットパンツを合わせているのでしょうが、一見すると男性はドキッとさせられるコーデですね。ただ、袖口がフワッとした女性らしいデザインになっているように、当然ながら男性用ワイシャツを着ているわけではありません(笑)。

 ワンピースと部屋着の間のような堅すぎない感覚で、ちょっとそこまで外出する際に、ちょうど春から夏にかけて活躍するアイテムだと思います。いかにも男性ウケを意識したようなスタイルに見えますが、純粋にファッションとして楽しむ女性が多いですよ」

 なるほど、部屋着のようなラフスタイルの坂本とともに、手ぶらなところから察するとちょっと買い物か、近くのカフェにでも出ようとしていたシーンにも思える。2人が交際しているのかは定かではないが、親密な関係なのは確かだろう。

「狙ってやっている計算女」

 実は、この“彼シャツ”について、2人のデートが報じられる前にも議論が起きていた。やはり流行ファッションなのだろう。4月11日に女性総合サイト『マイナビウーマン』が、【彼シャツは男受け抜群? 彼シャツ姿に対する男性の本音とは】なる特集を組んでいたのだった。

「彼シャツ」スタイルの女性に対する男性側の意見をアンケート調査したもので、その中で【Q.女子の彼シャツスタイルは好きですか?】とド直球な本音を聞いたところ、「好き」は約半数を占める49.5%に。その理由として、

《かわいく見えるし、女性としての魅力が増すと思う》
《ダボッとした感じがかわいいから》

 今も昔も男性は、女性の「かわいい」が強調される“彼シャツ”好きが多いのがわかる。片や、全体としては少数ながらも12.2%が「嫌い」と答えているのだが、

《狙ってやっている人も計算女だと思っている》
《だらしない印象を受けるから》

 わざわざ大きめサイズのシャツを選んで着ることに、“あざとい”“だらしない”と嫌悪感を抱く男性もいる模様。そして残りの38.3%は「どちらでもない」と好きでも嫌いでもなく、特に興味を示さない男性も多いという結果だった。