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ー 赤西の退社時に唯一、エールを送った
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ー 更生に必要なのは仲間のサポートか

「自分の一番大切な人たちを傷つけたことが、最低な行為だと思っています。二度とこんなことがないように自分を見つめ直し、しっかりと償っていきたい」

 6月20日、名古屋地裁から懲役1年8カ月・執行猶予3年を言い渡された元KAT-TUNメンバーの田中聖。判決前の最終意見陳述では神妙な面持ちで、冒頭のような反省の言葉を口にしていたのだがーー。

 それから、わずか9日後の6月29日未明、千葉県柏市内の路上で職務質問を受けたところ、覚醒剤を所持していた疑いで現行犯逮捕されてしまったのだ。

「千葉県には田中の実家があります」とはスポーツ紙芸能デスク。

「おそらくは家族の元に身を寄せていた中で、再び売人と接触して入手したものと考えられます。初公判ではお父さんが“家族全員でサポートする”と話していたのですが、心の隙間は埋められなかったのか……」

 公判では、違法薬物に手を染めた動機について「独立してフリーになり、プレッシャーや将来への不安、ストレスから手を出してしまいました」と、KAT-TUNからの脱退、そしてジャニーズ事務所を退社したことも一因ともとれる発言をしていた田中。

赤西の退社時に唯一、エールを送った

 2013年9月に《度重なるルール違反行為があった》として契約解除された身。その強気な性格から、“望むところ”とばかりに揚々と退社したように見えたが、実はその内面では孤独感を募らせていたのかもしれない。

 KAT-TUN時代を知る芸能プロマネージャーが、その人物像を評する。

「一見、強面でやんちゃなところもありますが、元より周囲からの信頼も厚く、面倒見のいい仲間思いの男です。赤西(仁)が退社した際も、自身のツイッターに“ともに戦ってきた戦友、全力で幸せを祈るし、陰ながら応援する”などとメンバーで唯一、熱いメッセージを寄せてサポート宣言もしていました」