レストランスタッフからの“ナンパ”DM、その1(Oさんのツイッターより)
レストランスタッフからの“ナンパ”DM、その1(Oさんのツイッターより)
【写真】「予約名から拾いました」店員が客に送ったとされるナンパDM

 2019年には、大阪市の住吉区役所の職員が業務対応した市民の携帯番号を控えて持ち帰り、LINEで検索、特定してLINEスタンプを送信したとして、停職3か月の懲戒処分を受けている。

ストーカー事件に発展する恐れも

レストランスタッフからの“ナンパ”DM、その2(Oさんのツイッターより)
レストランスタッフからの“ナンパ”DM、その2(Oさんのツイッターより)

「極端な話、個人情報の私的利用からストーカー被害に発展する可能性もあるわけです。事件化していませんが、先日にもとある宅配サービスの配達員が個人情報を使用して、ストーカーまがいの行為をしていたことを、女性利用者がSNSに訴える事例がありました。

 たとえナンパだったとしても、行為がエスカレートするようであれば、然るべき対応を取る必要があると思います」(前出・社会部記者)

 現在のところはOさんが被害を訴えている様子はなく、ツイッターで苦言を呈するのみにとどまっている。が、ネット上で拡散されたことで、もしかするとA自身にも騒動は伝わり、今になって反省、後悔しているのかもしれない。ちなみに前出のITライターによると、このOさん、

実は男性で相当なイケメンのようです。一部では、当該ツイート自体を“嘘”と疑うユーザーも散見されますが、SNS上のやりとりを見ると、どうも一連のナンパ騒動が起きてもなんら不思議ではない、周囲も納得するほどの男性みたいですね(笑)。

 自らの情報をSNSで発信することに抵抗がない、ネット上での出会いナンパも珍しくはない時代だけに、個人情報の境界が曖昧になりがちなのかもしれません。それでも、特に情報を取り扱う仕事ならば、今一度自制心を保つことを心がけなければいけませんね」

 あくまでもいち店員とお客様の立場をわきまえて、か。