目次
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ー 「妊婦舐め過ぎ」と不快に思う人も
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ー お腹が膨らんだり平らだったり

 

 残すところあと1か月のNHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』。毎日何かしら批判されている朝ドラが、またしても視聴者をイラつかせている。

 黒島結菜(25)演じる暢子は、妊娠している身体で、沖縄料理店「ちむどんどん」の開店準備に大忙し。暢子が以前勤めていた高級イタリア料理店の先輩・矢作(井之脇海)を料理人として雇うが……。

「妊婦舐め過ぎ」と不快に思う人も

 主人公が身重でありながら、ただでさえやることが盛りだくさんの開店準備をしている姿に、SNSでは疑問の声や怒りの声でいっぱいだ。

《「とりあえず妊婦舐めすぎてる。世の中に妊娠をこんな軽いものとして流布するのやめて欲しいわ」って、出産予定日まであと3日の姉が言ってた》

《妊娠出産は本当に個人差あるので、努力と根性でなんとかなるみたいなのを朝ドラでやると、本当に世の全女性が迷惑するからマジでやめてほしい》

 妊婦であっても、出産まで何事もなく働くことができる人もいれば、そうでない人もいる。そういったことを理解する一方で、この展開には納得いかないとの声が噴出している。

《妊娠の経過が人それぞれだなんてみんなわかってるけど、それでもどう見ても不自然に感じるから文句も言いたくなるんでしょ……。今までの展開の白々しさと積み重ねの薄さもあって暢子にまったく共感できないのも一因だと思う》

《別に妊娠していない時期と変わらぬ妊婦がいるのは百も承知だけど、それを堂々と朝ドラでやられると、そんな簡単に扱わないで欲しいって思うんだよな》

 女性が妊娠しながらも仕事を続ける姿を描くには、少し雑だったのでは?とテレビ誌編集者が話す。

「『ちむどんどん』は、脚本の羽原大介氏のほか、制作統括とチーフ演出の3人のアイデアで作られていると明かされています。

 仕事を持つ女性が妊娠した場合、何かあったときのことを考えておくのが普通です。つわりの描写も一切なく、妊娠していない状態と同じようにガツガツ働く暢子の姿には、“なんのために妊婦の設定にしたの?”とモヤモヤした方も多かったのでしょう。

 もう少しいろんな女性の意見も取り入れて話を進めていたら、共感できる展開になったかもしれないです」