〈3〉瓶&チューブ調味料は開封日を書いて冷蔵か冷凍を

 調味料は、開封すると劣化が始まるのでラベルには開封した日付を書く。マヨネーズなら冷蔵庫で1か月、ウスターソースなら3か月くらいで使い切るのが理想。使用頻度の低い調味料に関しては、冷凍室で保存したほうが品質を保てる。

瓶やチューブの調味料は開封日を書いて冷蔵か冷凍を(写真提供/島本美由紀さん)
瓶やチューブの調味料は開封日を書いて冷蔵か冷凍を(写真提供/島本美由紀さん)
【写真】無駄遣いを防ぐ!“貼るだけ”保存テクを写真で紹介

「豆板醤やチリソースなど、普段使わない調味料は、開封日を記入したら冷凍室へ。塩分が多いのでカチカチに固まらず、料理するとき困るということもありません。ただしプラスチック容器や瓶は割れるおそれがあるため、冷凍する場合は中身が8割以下になってからに。私は日常使いするみそも、品質保持のために冷凍保存しています

 みそは冷蔵保存だと2〜3か月のところ、冷凍保存だと1年ほどもつので実践したい。

防災やエコにお役立ち!「ロングライフ紙パック」も活用を

 近年話題のロングライフ紙パックは、特殊な技術で作られた紙パックのこと。牛乳や豆腐、ヨーグルトなどの冷蔵保存が必須だった食品が、常温のまま3か月~半年くらい保存可能に。使用後のパックはリサイクルできるので環境にも優しい。

ロングライフ紙パックは防災やエコにも役立つ(写真提供/島本美由紀さん)
ロングライフ紙パックは防災やエコにも役立つ(写真提供/島本美由紀さん)

「別名『紙の缶詰』と呼ばれるロングライフ紙パックは、かさばらず収納しやすいので、防災用として常備しているご家庭も増えています」

 いつものストック食品に追加すればさらにムダが減らせそう!