日本の皇室は“時代遅れ”!?

 そんな圭さんは10月下旬、3度目の挑戦でニューヨーク州の司法試験に合格。今年の会見では秋篠宮さまから“お墨つき”をもらえるかと思われたが……。

「今回の会見では、夫妻に関する話題は、ほとんどあがらないという見方が強いです。佳子さまのご結婚や、悠仁さまの高校生活など、“お子さま方の近況”について回答する中で、眞子さんについても多少は触れられるかもしれません。ただ、昨年のように表立った質問があるというわけではなく、会見の内容は大きく変わると思います。

 “1年の振り返り”や、今春再開した“地方訪問のご感想”、天皇陛下や上皇ご夫妻のご体調など、定番の質問が並ぶ中、殿下が特に熟考されるのはほぼ間違いなく問われる“皇室の情報発信”に関する質問のご回答でしょう」(前出・宮内庁関係者)

 今年8月、宮内庁はSNSで情報を発信していく方針を定め、来年度予算案の概算要求の中に、広報体制の整備のための参事官ポストの新設と、職員2人の増員を盛り込んだ。

佳子さまの結婚や悠仁さまの教育方針に関するご発言にも注目が集まる
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「'99年に宮内庁のホームページが開設された背景には、“国民のニーズに応え、宮内庁職員が情報発信すべき”という当時の秋篠宮さまのお考えがあったといいます。以来、皇室の方々の写真やおことば、活動内容がホームページ上で紹介されていますが、今後はより積極的に情報を発信する必要があると考えたそうです」(前出・記者)

 世界に目を向ければ、日本の皇室の発信力が“時代遅れ”と言われるのも無理はない。

「海外の王室では、SNSアカウントを持つのは、珍しいことではありません。例えば、フォロワー数は575万人(11月19日時点)にも及ぶイギリス王室のツイッターでは、王室の活動が毎日のように投稿されており、国民にとって身近な存在です」(在英ジャーナリスト)

 一方、小室さん夫妻の結婚騒動では、ネット上を中心に批判の声が相次ぎ、結果的に眞子さんは『複雑性PTSD』という診断を受けた。

「宮内庁が、世の中の変化に遅れを取っていることが露呈しました。情報発信のあり方を見直すきっかけとなったことは言うまでもありません」(前出・記者)