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ー 「暇だとロクなこと考えない」
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ー 高知は弟のような存在

「高知は運転手兼付き人みたいな感じですね。食べていくのには困らないくらいのお給料をもう6年ほど払っています。あげすぎると遊んじゃうから(笑)」

 そう茶目っけたっぷりに話すのは、歌手の清水節子。日本テレビ系『11PM』リポーターなどで活躍し08年、歌手としてCDデビューした実力派シンガーだ。高知とは、俳優の高知東生のこと。今では、自身の依存症経験を生かして全国で講演会に参加。社会復帰を果たしているが、清水と出会った頃はどん底だったという。

「とある俳優さんからの紹介でした。僕には少々荷が重いから、お願いしたい"って頼まれたんです」(清水、以下同)

「暇だとロクなこと考えない」

 高知は16年6月、不倫相手の女性と覚醒剤と大麻所持の容疑で現行犯逮捕された。仕事も妻も失い、何もなくなった状態の彼だったという。清水に高知の印象を聞くと、

清水節子(清水節子ディナーショーにて)
清水節子(清水節子ディナーショーにて)

「素直な人だなと思いました。でも、根っこはまぁ、真面目ではない(笑)。だから暇になっちゃうと、ロクなこと考えないんだろうなと」

 そこで、前出の通り、清水の運転手兼付き人の仕事だけでなく、

「私のショーで司会をやってもらったり、地方のショーで空き時間ができたら“作詞でもしてみたら”ってアドバイスしているんです。

 最初は“僕にはできません”って言ってたんだけど、やってやれないことはない、絶対できるって背中を押してあげる。それで、できたらしっかりと褒めてあげるんです。煽てに弱いですから(笑)」

 清水のショーで歌を披露するようにもなっていった高知。きっかけは、名優・千葉真一さんとの出会いだった。