格闘家の那須川天心や武尊のサイン入りポスターを偽造し、インタネットオークションにて出品。落札した男性から9万9900円を騙し取ったとして、詐欺の疑いで逮捕された岡本璃奈(28)容疑者。

 警察の取り調べに対して、那須川選手らの「サインは自分が書いた」と供述して容疑を認めているという彼女もまた、「ぱんちゃん璃奈」のリングネームでリングに立つプロのキックボクサーだった。

「いや、驚きました。格闘技ファンの間では“ぱんりな”の愛称で親しまれる人気選手で、デビューから13戦13勝の“無敗の女王”。また選手としてもさることながら、その美貌から“美しすぎる格闘家”としてグラビアでも活躍しています。

 にしても、偽造サインはすぐに気づかれるでしょうし、しかもネットオークションとは手口としてリスクしかないと思うんですが……」

 スポーツ紙・格闘技担当記者も驚いた、美女格闘家の逮捕劇。一体、彼女に何が起きていたのかーー。

 動機を読み解くヒントとして、思い当たるのが2021年5月8日に放送された『ノブなかなんなん?』(テレビ朝日系)。この日、《収入源ナゾの美女》として密着取材を受けていたのが、序盤ではキックボクサーであることを伏せられたぱんちゃん璃奈。彼女の日々の生活が徐々に明かされていった。

 彼女と愛犬が住む都内の新築マンションは、1LDKの間取りで家賃は16万円。揃えた家具やインテリアを見ても特別、贅沢な生活をしているようには見えない。一方で、身体の各所に分けて使用するという化粧品や美容グッズ、また毎日20粒を飲んでいるというサプリメントの数々。

美を保つために毎月100万円の出費

 そして溶かし込んだバターを目に流して眼精疲労等を改善するという、インドの伝統医療「ネトラバスティ」の施術料金1万2430円。月2回のエステに週4回のパーソナルトレーニングなど、“美女格闘家”という仕事のためのメンテナンスや美を保つ費用は惜しまないようだ。

《考えないようにしてるんですけど、めちゃめちゃお金使ってます。1か月で(生活費含めて)100万円はいかないくらい》

 月100万円の出費を稼ぐために、キックボクサーとしての収入の他、副業としてYouTubeチャンネルの配信、またスーパーが展開する衣料品ブランドの折り込みチラシのモデルを務めていることも明かす璃奈。

《正直ファイトマネーじゃ稼げない。私は基本、スポンサーさんから支援いただいて、それで生活しています》

 名前が知られた彼女でさえ、ファイトマネーだけで生活することの難しさを吐露。