国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫である三浦清志氏が詐欺容疑で告訴され、清志氏の会社が東京地検特捜部によって家宅捜索を受けていたことが報じられた。瑠麗氏は、自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトで、報道について「事実です」と認めたうえで、「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ない。捜査に全面的に協力する所存です。夫を支えながら推移を見守りたい」とコメントしていた。
そして1月26日、瑠麗氏はレギュラーコメンテーターを務める情報番組『めざまし8』（フジテレビ系）を欠席することとなった。番組MCの永島優美アナウンサーからは「三浦瑠麗さんはお休みです」と伝えられただけで、欠席の理由は明らかにされていない。
《本人に説明させろ》《なぜ理由を説明しない》の声も
そのためネットでは、
《どうして休みなのか、理由を説明しないのはおかしい》
《本人に説明させろ》
などと、フジテレビの対応を非難する声も見られたが、
「病欠や夏休み、冬休みなど長期休暇の時は“～のため”と言う時がありますが、通常は欠席理由を説明することはないですね。特に三浦さんの場合は、明らかに事件との関係でということが誰でもわかりますが、お願いして来ていただいているゲストコメンテーターのパートナーの不祥事で、とは説明できないでしょう。また、けっこう騒がれている事件なので本人が出演した場合は、スルーするわけにもいきませんからね」（ワイドショースタッフ）
パートナーの不祥事で、本人の番組出演が危ぶまれた例といえば、同じフジテレビで放送されていた『バイキング』に出演していたアンミカが記憶に新しい。
2021年9月、アンミカの夫で実業家のセオドール・ミラー氏が経営するイベント会社が新型コロナウイルス感染拡大に伴う国からの雇用調整助成金を不正受給している疑惑が浮上したが、アンミカはレギュラー出演していた番組を休むことも降板することもなかった。
当時、アンミカは出演していた情報番組の『バイキング』（フジテレビ系）でMCの坂上忍に話を振られると、「お騒がせしております」とまず謝罪。そして「夫の会社のことなので、詳細は把握できていない」とした上で、「（助成金の不正受給は）あってはならないことですので、疑惑払拭すべく、きちんと調査、訂正していただきたいと思っています」とコメントした。世間からは批判的な声は意外にも少なかった。
『バイキング』スタッフだった人物に当時の話を聞いてみると、
「出演をどうするか協議はしましたが、本人から辞退すると申し入れがないのに“お休みしてください”とは言えません。番組としても出演してもらったほうが注目されて視聴率も上がるでしょうし、完全にクロとなったときは降りてもらえばいいだけですからね。でも彼女の好感度が高く、視聴者に支持されていたことと、あくまで疑惑だったことが幸いでした」
瑠麗氏の場合はどうなのだろうか。
