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ー “スタッフィングで苦労している”

 元V6の三宅健が、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所することを発表した。

「2月20日の夕方に『週刊文春』が報じると、その数時間後の21日0時ごろに正式発表されました。三宅さんのコメントには“ファンの皆様”という言葉が6回も出てきます。応援してくれた方々を三宅さんが大切に思っていることがひしひしと伝わってきますよね」(スポーツ紙記者)

 '93年にジャニーズ事務所に入り、'95年にV6として森田剛、岡田准一、井ノ原快彦、長野博、坂本昌行とデビューを果たした三宅。'21年のV6解散後は、ソロ活動を行ってきた。ジャニーズに詳しいライターの霜田明寛さんは、今回の退所発表には驚いたという。

「三宅さんは、ジャニー喜多川さんへの感謝があり、グループ愛やジャニーズ愛、何よりファンへの愛がある人。退所でファンを心配させてしまう可能性もあると思うので、“この人が退所するとは”というのが正直なところです」

 もちろん、三宅が大切にしてきたのはファンだけではない。

デビュー当時、コンサートに行くと終了後にはお礼のハガキが届いていました。余白に、メンバーからの直筆メッセージ欄があったのですが、三宅さんはいつもきれいな字でびっしりと書いてくれて。また、取材日には必ず前号に目を通してから現場に来ていたようで、感想まで伝えてくれるのですごくうれしかったです」(アイドル誌編集者)

“スタッフィングで苦労している”

 そんな三宅の印象を聞いてみると……。

とにかく繊細さを感じる人でした。学生のころは、“こうありたいけど到達できない”という葛藤が見え隠れしていましたね。インタビューでは、言葉がスラスラ出てくるタイプではなく、自分の伝えたいことをきちんと表現できているか、悩みながら話していたのが印象的。繊細だからこそ、周囲からの見え方をすごく気にしていたように思えました」(同・アイドル誌編集者)

 退所後の三宅は、次のステージへと向かう充電期間に入るが、《必ず会える日が来ることをお約束します》としている。はたして、今後はどんな活動をしていくのだろうか。

三宅さんは、コンサートや写真集、CMなどアイドルらしい活動が多かったので、今後が想像しづらいですよね。1つ気になるとすれば、V6解散後に開設されたファンクラブの会報が岡田さんとトニセンは昨年4月に第1号を届けていたのに、三宅さんのファンクラブだけは昨年10月だったんです。その理由を“スタッフィングで苦労している”とラジオでおっしゃっていましたが、つまりは自分のやりたいスタッフとクオリティーを追求した結果。《次のステージ》というのを広い意味で捉えれば、“自分の信頼のおけるスタッフと組みたい”思いがあるのではないでしょうか」(霜田さん)

 会報でも楽しんでもらうため、手を抜きたくなかったのだろう。

「ファンのことをずっと考えてくれていて、まるで恋煩いですよね。そんな中、他のメンバーのファンクラブが順調に歩み始めている様子を見て懊悩していたのだと思います」(テレビ局関係者)

 三宅を突き動かしたのは、ファンへの“愛なんだ”。

霜田明寛 文化系WEBマガジン『チェリー』編集長。ジャニーズに造詣が深く、テレビやラジオにも多数出演している。'19年には『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)を刊行