オーダーの鉄則5か条、特に「画像」は必須!

 いよいよカットスタート! まずは券売機で利用券を購入して順番を待とう。

 自分の番がきたら、短めにカウンセリング。1000円カットにはカルテもないので、毎回、自分の希望や髪の悩みを、具体的に伝えることが重要となる。

 今回カットを担当してくれたスタイリストの野林さんは「希望のヘアスタイルを伝える際には、スマホなどで画像を持参してほしい」と、オーダーのコツを教えてくれた。

「ヘアスタイルの画像は、前、後ろ、横の3パターンを用意してもらえると、素早くイメージが共有できます。ご自身の過去の気に入ったヘアスタイルを撮影しておいて持参されると、骨格や髪質が同一なのでいちばん再現しやすいですよ」

 ほかにも、「長さ・形・雰囲気はどうしたいか」「髪質や毛量など髪の悩みはないか」「普段はどういうスタイリングをしているか」も、具体的に伝えよう。

もう1つ大切なのが、『絶対にしないでほしいこと』をお伝えいただくという点です。例えば、『ここは長さを変えないで』とか、『分け目はそのままで』とか。

 お客様の要望を聞き取る時間が少ないからこそ、お客様自身が進んで『ああしたい』『これはしないで』という希望を伝えてくれると、スムーズですね」

イメージどおりのスタイルに!1000円カットオーダーの鉄則

1.希望スタイルの写真は前・横・後ろ姿も用意
2.要望は長さ・形・雰囲気を伝える
3.髪質・毛量・クセなど気になる部分を伝える
4.普段、自分でどうスタイリングしているか(ブロー・整髪料・結ぶ)を伝える
5.絶対に“しないでほしい”ことを伝える

これはNG!1000円カットで気をつけたいこと

▲ 髪に結んだあとがついている
▲ パーカやタートルネックの服
× 整髪料をたっぷりつけている
× 希望スタイルの具体的説明をしない
× ウィッグやエクステをつけている