愛弟子・大谷翔平への愛あふれる『栗山語録』

WBCの日本代表に就任した栗山英樹監督と握手する大谷翔平
WBCの日本代表に就任した栗山英樹監督と握手する大谷翔平
【写真】白井一幸コーチが大谷翔平に猛プッシュする“同い年”の長女

食べちゃいたい

 大谷ルーキーイヤーの2013年、都内で親会社の日本ハム東京支社の年頭式典に出席。約800人の社員を前に「大谷君はとてもかわいい。食べちゃいたいくらい」とのろけた。しかし、その一方、昨年12月の球団の身体検査で、大谷の身体がまだ成長途上にあることを示す骨端線(こったんせん)が確認された事について「下手したら、1年間無理させちゃいけない」と慎重な姿勢も示し、冷静な育成方針も垣間見せたのだった。

順調じゃなかったら『監禁』!

 2015年1月(プロ3年目)に大谷の自主トレの進捗を質問された際の発言。前年のシーズンで投手として2桁勝利、打者としても2桁ホームランを放ち二刀流として羽ばたき始めた大谷だったが、栗山監督は、「(今季の起用法など)方向性は本人に伝えてある」と信頼を示しつつも「順調じゃなかったら『監禁』!」と不敵に宣言した。

 この言葉にネットでは「監禁したらダメよ~、ダメ、ダメ!」などと反応。

翔平はオレのこと嫌いだろうな…

 大谷が3年目のシーズンである2015年8月に、自己最多の12勝目をかけた登板前に記者へ発した言葉。二刀流を結果を示し、既に彼に厳しい姿勢を示す先輩やコーチも少ない状況だったようだが、「厳しいことを言うのは、もうオレくらいじゃない?」。この頃でもルーキー時代と変わらぬ厳しい接し方だったという。そのため「(大谷)翔平は、オレのこと嫌いだろうな。きっと…」と含み笑いで、明かしていたそう。

翔平の気持ち考えると心が死にそう

 2017年に開催されたWBCで、大谷の投手としての出場辞退を決断した際の発言。アリゾナキャンプを翌日に控えた会見で、「(大谷は)足首がずっと尾を引いていて、今の状況でWBCで投げることは無理」と発言。日本の期待を一心に集める侍ジャパンに協力したい気持ちは強いものの、日本の宝で今オフにもメジャー挑戦する大谷の故障は避けなければならない。板挟みの気持ちは本人と共有しているようで「翔平の気持ちとか、日本の野球のためを考えると、心が死にそうになる…」と苦渋の表情。