目次
Page 1
ー 坂本花織が“現役引退”で有終の美

 2月6日から22日まで開催されたミラノ・コルティナオリンピック。日本勢は“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一ペアや鍵山優真、中井亜美らが大躍進し、過去最多となる6個のメダルを獲得した。

坂本花織が“現役引退”で有終の美

 激戦から約一か月が経過した3月24日からは、チェコの首都プラハでフィギュアスケートの世界選手権が始まり、ミラノ五輪で銀メダルに輝いた坂本花織が出場した。

「坂本選手は今大会限りで“現役引退”を表明しています。27日に行われたショートプログラムでは、高得点で首位に立ち、29日に行われたフリーでは自己ベストを更新し今季世界最高を達成。日本人最多となる4度目の優勝を果たし、見事に有終の美を飾りました。

 表彰式後のインタビューでは、“自分が思い描いていた最後ができた”とし、“満足だし、思い残すことはない”と語っていました」(スポーツ紙記者)

 ネット上では、

《世界選手権4回金取るって、マジでトトップオブトップのアスリートだし、しかも面白いし、ホント日本の誇りだよね》
《現役最後の演技お疲れ様です。もう既にかおちゃんロスになりそうです。(中略)今後の活躍も期待しています》
《こんなかおちゃんももう見られなくなるのか…。今までありがとう!お疲れさま!!》

 など、坂本選手を称える声が数多く見られた。

「坂本選手はミラノ五輪でも日本の“ムードメーカー”のような存在で周りを鼓舞していた様子が話題になっていました。りくりゅうペアの三浦さんは彼女のことを“かおちゃんがいてくれるだけでその場が明るくなる”と評し、木原さんは“チームジャパンに欠かせないポジティブさの塊、やかましい太陽”と表現。その言葉から、彼女がチームジャパンにとっていかに大切な存在だったかが伝わります。

 今後は指導者の道に進む意思を表明していますが、技術面はもちろんのこと、精神面も彼女から学びたいと思う子どもたちは多いことでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

国際スケート連盟の公式Xで公開された集合写真
国際スケート連盟の公式Xで公開された集合写真

 坂本の引退に反応したのは日本だけではない。国際スケート連盟の公式Xは、涙の絵文字とともに《Our Kaori era comes to an end.》と記し、続けて《定番のカオリ セルフィーも最後》と書き記した。

「この投稿は、エキシビション後に撮影された、集合写真が添えられていましたが、この写真は坂本選手が自撮りで撮影したもの。ミラノ五輪のときも同様のカットが話題になりましたが、各国の選手から“リスペクト”を受けている表れともいえます。

 彼女の太陽のような明るさは日本だけでなく、世界共通なのでしょうね。ネット上では《坂本花織選手にしか撮れない貴重なショット》という声も上がっています」

 第二の人生を歩み始めた坂本花織。これからもみんなの“太陽”であり続けることだろう。