高齢単身者にこそ最強の相棒に

 設置した際、空間に圧迫感が出ないように、デザイン面でも試行錯誤が続いた。

 デザインを担当した同社のくらしプロダクトイノベーション本部の松本優子さんは、その特徴について次のように語る。

「見せる収納などでも使われている“オープンシェルフ”のようなスッキリ軽やかなたたずまいを目指したいと考えました。そこで、前面だけでなく背面もクリアな窓を設け、抜け感のあるデザインを提案。

 社内からは“本当に背面窓は必要なのか?”といった声もありましたが、視覚的に圧迫感を軽減し、食器がきれいになっていく様が見える体験価値を提供する必要性を訴えたところ、最終的にはメンバーの思いが届き、このようなデザインが実現しました」

 こうして生まれた『SOLOTA』。実機をお借りし、その実力を試してみた。設置は驚くほど簡単で、本体裏のホースからシンクやバケツなどに排水さえできれば、特に大きな制限は感じない。

背面にもガラス窓があるため、圧迫感がない。カウンターキッチンに設置してもリビング側の光を遮らないため、明るいキッチンに
背面にもガラス窓があるため、圧迫感がない。カウンターキッチンに設置してもリビング側の光を遮らないため、明るいキッチンに
【写真】コンパクトでシンプル、キッチンにも馴染む『SOLOTA』

 使い方もシンプルで、本体下部に水を入れたタンクをセットし、食器を並べ食洗機用洗剤を庫内に投入してボタンを押すだけ。

 手洗いでは難しい50度以上の高圧水流による洗浄で、油汚れが気になるカレー皿などもしっかり仕上げてくれる。

 個人的な感想ではあるが、『SOLOTA』は“作り置き生活”と相性バツグン。中食メインではなくとも、週末にまとめて作り置きしたおかずと冷凍ごはんで平日の食事を済ませている筆者のような内食派にとっては『SOLOTA』は強力な相棒となる。

 週末の料理の際には『SOLOTA』に入らない調理器具などを手洗いする必要はあるが、それ以外の平日には調理器具をほとんど使わないため、使った食器とおかずを小分けにしていた容器すべてをまとめて『SOLOTA』に丸投げできる。

 におい移りしがちな保存容器もしっかりと洗浄・除菌してくれる。