正地淳太容疑者の自宅はタワマン(編集部で一部加工)
正地淳太容疑者の自宅はタワマン(編集部で一部加工)
【写真】正地淳太容疑者の“現役”時代の写真、容疑者が住むタワマン

 同社は通信販売企業に特化したコールセンター業務を担う。化粧品やサプリメントなどを通信販売する企業をクライアントに持ち、受信業務のほか休眠顧客の掘り起こしなどで収益増加に尽力すると謳う。

「コロナ禍の外出自粛やリモートワーク推進による在宅時間の増加に伴い、通信販売業は業績を伸ばした“勝ち組”だ」とは、流通業界に詳しい新聞記者。

 時流を読むことに長けたやり手社長なのか。

「いいえ、単なる“パリピ”です。存在が軽いんです。裏では“成り金趣味”と陰口をたたかれていました」(同社の女性従業員)

 別の従業員は「人として尊敬できないリーダーです」と言い切る。

 フジテレビ系ニュース番組『イット!』は被害女性2人の証言を報じた。

 食事の誘いを断ると、容疑者は「オレ社長だぞ」「次のボーナスカット」と口走るらしい。事件当夜はベロベロに飲ませた上で「もっと飲め」などと迫ったり、「水を頼んだから」と言って透明な酒を渡していた。

 事件後、容疑者の姿を見るだけで吐いたり、名前を目にしただけで動悸がするなどトラウマに悩まされているという。

 同社は《私たちは全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、事業を通じて社会に貢献します》と企業理念を掲げているが口ばかりだ。

フットサル選手として実力チームを転々

 20代のころはフットサル選手として活躍していた容疑者。'06年に川崎市のリーグで得点王となり、関東の実力チームを転々とした。'08年、静岡県伊豆地方の地域密着型チームに移籍すると、スーパーのたこ焼き販売で生計を立てながらプレーを続けた。

 チームの動向を伝える新聞社の取材に対し、容疑者は、

「プロを目指して伊豆でやるだけやってみたい。だめだったら競技はやめます」

 と答えていたが、'11年には川崎市のチームに移るなどこれも口ばかりだった。言行不一致の男は夢破れたが、チャンスをものにし成り上がり、暴君へと豹変した。