ホストとして働いていた橋本崇載容疑者(本人のものとみられるSNSより)
ホストとして働いていた橋本崇載容疑者(本人のものとみられるSNSより)
【写真】激変したビジュアルに驚愕!プロ棋士からホストに転身したハッシー

 2020年8月には、棋士としての活動を休業。2021年4月には、棋士として引退する。

「橋本容疑者はユーチューバーとしての活動をスタートさせますが、少しずつ精神のバランスを失っていったのか、SNSでの攻撃的な投稿が見られるようになったのです」(全国紙社会部記者)

40歳デブが売れる程ホストは甘くない

 その矛先は元妻へと向けられた。《無差別殺人起こしてから自殺したるわ どれだけの苦痛味わったかなんてわからんやろと思う》、《仕事と子供を奪い取り、絶対に許せない》、《僕のすべてを潰した》、《僕を地獄に落とした》といった元妻へ向けた攻撃的な内容に加え、元妻の氏名や住所なども晒した。これにより橋本容疑者は2022年12月と2023年1月に名誉棄損の罪で逮捕される。今年6月23日には、滋賀県の大津地裁で懲役1年6か月、執行猶予4年の有罪判決が下された。

「有罪判決の後、橋本容疑者は地元である福岡県内の繁華街でホストとして働くように」(前出・社会部記者、以下同)

 その店舗関係者と思われるツイッターには、

《橋本崇載入店きまりました(中略)40歳デブが売れる程ホストは甘くない。でも知名度があるのなら人よりチャンスは絶対にある》(現在は削除)

 と投稿されていたが……。

「橋本容疑者は朝方から営業をスタートする昼間のホストとして働いていたのですが、働き始めてほどなくして、従業員同士でトラブルになったよう。そのため夜の勤務に異動させてもらうも、7月には辞めてしまった。その後、凶行に至るのです」

 新たな職場を離れ、再び無職になった橋本容疑者。人生がうまくいかないのは元妻のせいだと思い込み、恨みを募らせていったのか。

「息子のために、将棋を辞めてでも死んでも戦う」

 かつて『週刊女性』の取材にそう語っていた橋本容疑者。

 息子は今年で4歳になった。物心ついた息子に初めて見せた父親の姿は、本当に子どもを思っての行動だったのか。