事実確認に時間を要しており……

 そして現在、事が大きくなったことで、このイベントの他の側面もフィーチャーされてしまっているようだ。

MUSIC CIRCUSは、キャバクラやラウンジ、風俗求人など、いわゆる“夜系”のスポンサーがついているんですよね。そんなイベントの後援は大阪府泉南市。大阪府泉南市は白い大理石を敷き詰めた泉南マーブルビーチ(通称『恋人たちのビーチ』)などがある、いわゆる観光地です。このような状況は、ほかの音楽フェスにはあまり見られない印象ですね」(同・広告代理店関係者)

『週刊女性PRIME』は当日の運営体制、今後の設営環境の改善やイベント開催自体を続けるのかなどについて問い合わせるべく、8月15日に同社に電話取材を申し込んだ。すると女性スタッフが対応。

「お盆休みで担当者が不在のため、お問い合わせフォームに入力しお待ちください」

 と指示があった。指示通り入力すると、翌日の16日夕方にメールが送られてきた。

「現在、事実確認に時間を要しており、大変ご迷惑をおかけしております。確認が取れ次第、フォームに記載のあったメールアドレスにご連絡致しますので今しばらくお待ちくださいませ」

 その後連絡が途絶えたため、17日の午後に再度電話したところ別の男性スタッフが出て、

社内で確認したのですが、役員が出払っております。現段階ではどの質問にも回答できません

 との回答が。どうやら、回答は“役員クラス”が揉んでいるようだ。訴訟含め混乱を極めているようだが、

“卑劣な犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取る所存です”とコメントを出した運営サイドですが、いまだにSODAさんに触れた“犯人”の特定には至っていないようです」(イベント関係者)

 どちらにせよ、お互い気持ちよく音楽フェスを楽しめるように、主催側には早急な真相解明、そして今後の対応に関する説明を切に願う。