美術業界での活動が“頓挫”した小室眞子さん

1870年に創立され、世界三大美術館のひとつに数えられるMET
1870年に創立され、世界三大美術館のひとつに数えられるMET
【写真】金髪の男性に密着されてしまうかなりミニスカートの佳子さま

 一方の眞子さんは、かねて関心を寄せていた美術業界での活動が“頓挫”する事態に。

「渡米直後、眞子さんが無給のインターンで働いていると報じられたのが『メトロポリタン美術館(MET)』です。ビザの関係で就労はできないものの、キュレーターのアシスタントとして、昨年2月には、日本人画家の作品を解説する文書も手がけていました」

 大学時代から美術を学び、学芸員の資格を手にした眞子さん。イギリス留学中には博物館学を専攻し、'16年から結婚するまで都内のミュージアムで勤務した経験もある。

「METは、日本の元プリンセスという肩書を持つ眞子さんに期待していたようです。美術館への高額寄付者への特典として、日本での美術ツアーを企画する案もあったとか。眞子さんは、METと日本の伝統的な美術品をつなぐことができる貴重な人材でした」(美術業界に詳しい在米ジャーナリスト、以下同)

 ただ、先の解説文以降、表立った活動は見られず、

「9月下旬、METの館長は記者会見で“(眞子さんは)従業員ではない”と断言しました。METは、世界トップクラスの学芸員たちが“さらに腕を磨きたい”と集まる場所。博士号を取得していない眞子さんが働くにはレベルが高すぎたのかと……」

 山あり谷ありのNY生活で、夫妻が忘れてはならないのがビザの問題だ。

「現在、弁護士として勤務している小室さんは、就労ビザの『H-1B』を取得していると思われます。眞子さんは、その配偶者が取得できる『H-4』ビザで滞米している可能性が高いです」

 そう話すのは米国ビザに詳しい『イデア・パートナーズ法律事務所』の上野潤弁護士。

「H-Bビザが有効なのは6年間。それより長くアメリカで暮らしたい、現地の法律事務所で働き続けたいという場合は、永住権へ切り替える必要があります」(上野弁護士、以下同)