省エネ家電を検討するなら「補助金」を活用しよう!

 エアコンなどの家電を10年以上使用していたら、省エネ家電に買い替えるのも手。近年の家電は省エネ性能が高く、買い替えによって節電効果が望めるからだ。その際、自治体で行われている「省エネ家電購入の補助金制度」を利用したい。

 例えば東京都が実施するのは「東京ゼロエミポイント」。省エネ性能の高いエアコン、冷蔵庫、給湯器、LED照明器具に買い替えた都民に、1台あたり最大2万6000円分のポイントが支給される(2024年3月末期限)。

 自身の自治体の実施有無をネットで要チェック!

省エネ家電を検討するなら「補助金」を活用しよう!
省エネ家電を検討するなら「補助金」を活用しよう!
【イラスト】暖房器具の効率を上げる温熱循環、冷気を防ぐ“完璧窓”

和田さんおすすめ「暖房グッズ」

1.パーソナル暖房グッズ

 パーソナルなエリアを暖めるグッズとして推すのが「電気ひざ掛け」。「おすすめはコードレス&ポンチョのように着られるタイプ。キッチンで料理をするときなど、いつでも、どこでも使えるのが利点です」

2.気化式加湿器

 加湿器には超音波式、スチーム式などの種類がある。和田さん推薦は「気化式」。「水を含ませたフィルターにファンで風を当て、自動的に気化する仕組みのものです。電気代が非常に安く、安定した湿度を保てます」

3.サーキュレーター

 サーキュレーターは夏はもちろん、冬の節電にも大いに役立つ。

「部屋を効率よく暖めるのに、エアコンとの併用は欠かせません。安いもので1万円以下と手頃な値段で購入できるのでぜひ」

和田由貴さん●消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザーなどの資格を持ち、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。環境カウンセラーや省エネ・脱炭素エキスパートでもある。2人の子どもを持つ現役の節約主婦で、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。著書多数。
和田由貴さん●消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザーなどの資格を持ち、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。環境カウンセラーや省エネ・脱炭素エキスパートでもある。2人の子どもを持つ現役の節約主婦で、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。著書多数。
教えてくれたのは……和田由貴さん●消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザーなどの資格を持ち、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。環境カウンセラーや省エネ・脱炭素エキスパートでもある。2人の子どもを持つ現役の節約主婦で、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。著書多数。

取材・文/百瀬康司