夫のEXILE・TAKAHIROの協力でレコーディング

 覆面アーティストという設定のため「もしかしたら、ほかの方が歌うのかな?と思ったんです」と言う。

「夫(EXILE TAKAHIRO)に協力してもらいながら何曲かレコーディングをしたものをスタッフの方にお渡しして、ドラマで歌う曲を決めていただきました。近くにアーティストの夫がいるので、いろいろと話を聞きましたね」

 彼女の徹底した役作りが、ドラマにさらなる厚みをもたせることになった。

「聖良として歌ったり、ギターを弾きながら歌うシーンもあるので、ギターに触れたりできたことがすごく楽しかったです。『ミュージックステーション』のスタッフの方が手がけてくださったステージで歌うことができたのも、すごく貴重な経験でした」

 作品のもうひとつの見どころといえば、30年ぶりにテレビドラマに復帰した後藤久美子との共演。武井が演じる聖良を追い詰めていく弁護士・石岡弓子を後藤が演じている。

「なかなかお会いすることがなかったので、撮影でご一緒できる日々をかみしめながら過ごしました。3人のお子さんを育てられている後藤さんは、ママとしても大先輩。家族のお話も聞かせていただきました。“自分自身が幸せでいることが、家族の幸せ”とか“こうしなきゃダメ、こうだからよくなかったなんてなくて、自分が選んだことならそれでいい”というようなポジティブな言葉をたくさんいただくことができました」