間違いだらけの健康法【睡眠・入浴編】

昼寝はたっぷりとって疲れをとる

 30分以上の昼寝は夜の睡眠の質を下げて、体内時計のリズムを狂わせる原因に。

「理想の昼寝時間は20分程度。午後3時までにすませれば、夜の睡眠にも影響が出にくくなります。体内時計が狂ったなと感じたときは、できるだけ決まった時間に起床し、起きたらすぐカーテンを開けて日光を浴びるようにしましょう」

身体を温めるため入浴は寝る直前

 入浴のタイミングは、睡眠の質を大きく左右する。寝る直前に入浴するとすぐには深部体温が下がらず、心身共に興奮状態が続いているので寝付きが悪くなってしまう。

「入浴は寝る1〜2時間前がベスト。お風呂を出てからだんだんと体温が下がってきているタイミングにベッドに入ることで、寝付きがよくなります。また、体温が下がるのに合わせて睡眠はどんどん深くなっていくので、良い睡眠につながるというメリットも」

お風呂は熱めの湯に長く入る

 高齢者が42度以上の熱いお湯に入ると、血圧が急上昇し血管に負担がかかる。動脈硬化の進んだ人は特に要注意。さらに血管が拡張して血圧が下がるため、めまいや意識障害を招くこともあり危険。

「40度くらいのぬるめの湯が、いちばん身体に負担をかけない入浴方法。時間は10分程度にとどめておきましょう。副交感神経が優位になり、疲労回復にも効果的です」

冷え予防に厚手の靴下をはいて寝る

 足先が冷えるからと、常時分厚い靴下をはいている人は多い。しかし、寝るときまで靴下をはいていると、足から放熱することができず、寝付きが悪くなってしまう。

「足先から熱が発散されないと、眠気が起こりにくくなり快眠を遠ざけます。さらに足先にかいた汗を靴下が吸って湿っていくので、かえって足先が冷えてしまう原因にも。靴下ははかないほうが、良い睡眠につながりやすいといえるでしょう。

 ただし、どうしても足先が冷えて眠れないという方は別。通気性の良い靴下を選んではくなどの工夫をしましょう」