8枚目のシングル『ex-Doll(エクスドール)』をリリース

 CDデビュー日には8枚目のシングルで、ミディアムダンスナンバー『ex-Doll(エクスドール)』をリリースする。

「前作の『zOne』もそうですが、R&Bテイストの楽曲が好きですね。『ex-Doll』の歌詞は、作詞家の方にテーマや浮かんできたワードをまとめてお渡しして作っていただきました。僕もそうですが、誰もが周囲が期待する姿“作り物の自分”になっていると感じる瞬間があると思うんです。そんなとき、自分らしさを取り戻してほしい。人が飛躍する瞬間は、自分の意志を持ったときだからというメッセージを込めた曲になっています」

 今回のシングルにも自身が作詞した『チクタクタ』が収録されている。高野が作詞を担当した'21年のシングル『Vacances(ヴァカンス)』を発表した際、取材している週刊女性。当時、表現の幅をもっと広げていきたいと語った彼は、「今の僕に足りないのは、恋愛経験かもしれない(笑)」と話してくれた。今はどうだろうか?

「はははは(爆笑)。今も変わらないです。でも、しょうがないかなと思いはじめています。まず、学生時代から仕事をしていたので、恋愛からイメージする青春ぽいことを経験できていないんですよ。以前は、映画の登場人物のように女性が喜こんでくれるセリフをさらっと言える人になりたいと思っていました。でも、照れくさくなってしまいそうで、僕には似合わない気がします(笑)。ドラマや映画でホスト役を演じさせていただいたこともありますが、役だから成立することで、素では無理ですね。すぐにボロが出ちゃうと思う(笑)」