目次
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ー 役柄との共通点
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ー 共通するのはあきらめなかった人たち
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ー 25歳、自分のケアを怠らずに

「前向きですごくハッピーな作品。主演のオファーをいただき、すごく楽しみでした。私が演じる今日子が道を切り開いて進んでいく姿は台本を読んでいても楽しかったし、きっと見た人もそれに突き動かされる気持ちになると思います」

 と、橋本環奈はニッコリ。スペシャルドラマとして『万博の太陽』が3月24日、放送される。

役柄との共通点

橋本環奈(25)撮影/矢島泰輔
橋本環奈(25)撮影/矢島泰輔

 時代は東京オリンピック後の'68年。高校卒業後、朝野今日子(橋本環奈)は家業の畳店を手伝っている。母親を安心させる結婚をとお見合いを重ねているが、本心は結婚より2年後に大阪で開催される“万国博覧会”に夢中。“世界中の人とつながる”という夢を胸に、単身大阪へ。

「私は今日子ほど猪突猛進じゃないにしても、自分が決めたことや思っていることには向かっていくタイプ。あまりあきらめるということがないので、そこが似ているのかな」

伯父(唐沢寿明)宅に居候をしながら、“万博ガール”という無謀にも見えた挑戦をする。

 '70年にアジアでは初めて開催された大阪万博。なんと、国民の6割に相当する約6422万人が来場したという。

「行ってみたかったパビリオンは、月の石。王道ですけど(笑)。今作には、サンヨー館の“人間洗濯機”も出てくるんですが本当にすごくて。あと、太陽の塔には行ったことがないので。今後、朝ドラ(『おむすび』)の撮影で大阪に行くので、中に入ってみたいです」