朝ドラはもちろん、数多くのドラマや映画で実績のある富田望生とNHKへの貢献度はダントツ!?の上白石萌歌
朝ドラはもちろん、数多くのドラマや映画で実績のある富田望生とNHKへの貢献度はダントツ!?の上白石萌歌
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 とすれば、来年度後期以降のヒロインもある程度予想しやすいというもの。そこで編集部では、日本一早い“ネクストヒロイン”大予想として、次の4人に注目してみた。

坂道グループ出身のヒロイン候補は

 大本命は、『ちむどんどん』でヒロインの妹役を演じた上白石萌歌(24)。NHKの歌番組『The Covers』では、水原希子(33)から引き継ぎ5代目の女性MCも務めている。

大河ドラマ『いだてん』では素晴らしい演技を見せ、身体能力の高さも披露してくれました。ただひとつ気の毒なのが、出演した『ちむどんどん』が近年まれにみる不評作だったことでしょうか

 SNSでは、その不可解なストーリー展開から“史上最低の朝ドラ”とも揶揄された、通称“ちむど”。朝ドラが朝8時からとなった2010年以降で、最低の平均世帯視聴率を記録してしまった。もちろん出演者らには何の落ち度もないものの、最終回のトンデモ演出と相まって、なんとも後味の悪い結果に。

「姉の上白石萌音さん(26)はすでに『カムカムエヴリバディ』でヒロインの経験があります。姉妹そろって、朝ドラの視聴者層である中高年女性の支持が高いのも強み。萌歌さんが主演で、リアルな姉妹共演の朝ドラも見てみたいですね」

 第2候補は、『舞いあがれ!』でヒロインの親友・久留美役を演じた山下美月(24)。アイドルグループ『乃木坂46』のメンバーとして紅白歌合戦の出演経験もある。

「父親思いで、苦労して育った久留美役を好演されていました。役柄のキャラクターから、山下さんに好感や興味を持った視聴者も多くいると思います。残念なのは、山下さんがすでに乃木坂46の卒業を発表してしまったこと(笑)。

 というのも、現役アイドルの朝ドラヒロインは'86年に『はね駒』の主演を務めた斉藤由貴さんと'90年の『凛凛と』の荻野目洋子さんしかいないんです。山下さんには、乃木坂メンバーであるうちにぜひヒロインになってほしかったですね」

 第3候補は、同じく『舞いあがれ!』朝ドラ初出演を果たした長濱ねる(25)。アイドルグループ『欅坂46』の元メンバーで、NHKではバラエティー番組の出演も多い。

「昔から朝ドラヒロインには、古風な雰囲気も出せる“たぬき顔”が選ばれがち。長濱さんはまさにそのタイプで、可能性は大いにあると思います」

 最後のイチオシ候補は、現在ドラマや映画で大躍進中の富田望生(24)『ブギウギ』ではヒロイン・スズ子の付き人役、『なつぞら』ではヒロインの親友役を演じた。朝ドラ以外でもNHK制作のドラマに多くの出演経験があり、Eテレでレギュラー番組も持つ。

「役柄に合わせて体重までコントロールするほどストイック。演技派で、実力のある役者さんです。だからこそ、朝ドラでの富田さんの起用法に苦言を呈したい! 毎回、わざとらしい笑いのシーンで富田さんをオチに使うようなやり方はやめてほしい。三枚目扱いするのはもったいない方ですよ」