不倫報道で記憶に新しい広末涼子

 不倫報道で記憶に新しいのが広末涼子(44)。昨年6月、鳥羽周作シェフとのW不倫が報じられると、その1か月後、キャンドル・ジュン氏との離婚を発表。広末と鳥羽シェフが交わしたとされるラブレターが流出し、世間を大きく騒がせた。

「あの“きもちくしてくれて”というラブレターはインパクトがありすぎました。あれが象徴するように、彼女は快楽に弱い人。だから恋愛や結婚もしばらくすると飽きてしまう。広末さんはこれが2度目の離婚で、2度ともできちゃった婚。鳥羽シェフと今どうなのか定かではありませんが、添い遂げるとは思いにくいです」

 騒動を機に、26年間所属した事務所を退所。個人事務所を設立し、年末に25年ぶりのコンサートを開催すると発表した。恩ある事務所に砂をかけたという声もある。

不倫するような人は図太い。彼女たちに共通するのはそこ。でも広末さんに関してはその自覚もないと思う。それがすごいところでもある。天然は図太さを超える」

 世の注目を集める中、騒動後もあっけらかんとメディアに登場。爽やかな笑顔に、不倫の負い目などみじんも感じていないようだ。

「天然なので空気を読まないし、顔色もうかがわない。彼女はきっと変わらない。次に大きな仕事をするとき、どんな顔で出てくるか興味深いところです」

 図太く芸能界を生き抜く女たち。その今後を見届けたい。

<取材・文/小野寺悦子>

宝泉薫 アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。著書に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『平成の死 追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)