最近の“悲劇”と“ハマリごと”
今作の一番の見どころはどこだと思うか、という問いには、
「それはもう、マクベスが人生の絶頂からどん底に落ちていく様だと思います。そういうのを見るのって、やっぱり面白いじゃないですか(笑)」
と、いたずらっぽく笑った井上。シェイクスピア作品のハードルを、ぐっと下げてくれるようだ。
最近の悲劇
「筋肉痛がすぐこなくなったことです! 筋肉痛は若いほうがすぐにくるっていうじゃないですか。僕、筋肉痛がこないとトレーニングに意味がなかった気がしちゃうタイプなのですが、最近は筋肉痛が翌日にこなくて。“なんだよ、頑張ったのに!”って思っていると、その翌日くらいにきて。筋肉痛がきたこと自体はうれしいんですけど、おそ!って(笑)。年取ったのかな……って悲しい気持ちになっています」
最近のハマリごと
「ハマると一直線になってしまうタイプで、最近はゴルフばっかりしています。オフの日がわかると、まずは“誰かゴルフ行けるかな”って思いますね。一緒に行ける人を見つけて、早朝からコースを回るのが楽しくて仕方ないです。ゴルフは去年の5月くらいから始めたのですが、すっかりハマっちゃいました。一緒に行くのは役者友達だったり学生時代からの友達だったり、いろいろです。ちなみに学生時代からの友達には、僕がゴルフを布教しました(笑)。一緒に行ける友達が多いに越したことはないですからね(笑)。すすめた僕がびっくりするくらいに、みんなハマってくれていてうれしいです」
彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.2『マクベス』
5月8日からの彩の国さいたま芸術劇場を皮切りに、宮城、愛知、広島、福岡、大阪にて上演
撮影/齋藤周造 スタイリスト/TAKURO SHIMIZU