中居問題で屋台骨が揺らぐフジテレビ。永島優美、椿原慶子の両アナが3月に、若手の岸本理沙アナが6月に退社するなど人材の流出が止まらない。かつて女子アナブームを牽引してきたフジテレビの「女性に好かれる女子アナ」をアンケート調査した!
独立後は可愛いだけじゃ生き残れない

10位に選ばれたのは、現在グレイヘアと和服がトレードマークの近藤サト(56)。局アナ時代、フジの全盛期を支えた一人だ。
「知的で品がある」(千葉県・49歳)、「安心して見ていられる」(東京都・68歳)、「カリスマ性とすごみのある声」(兵庫県・69歳)と落ち着いた声とたたずまいが高評価。
私生活では歌舞伎役者の五代目坂東八十助(当時)と結婚するも2年足らずで離婚するなど世間をにぎわせたが、フリー転身後は、持ち前の低音と落ち着いたトーンを生かして、ナレーションを中心に幅広く活躍している。

9位は“ミタパン”の愛称で知られる三田友梨佳(37)。実家は都内で老舗料亭を営み、父親は明治座の社長も務めるなど生粋のお嬢さまとしても有名。
「きれいで頭がよく、意識が高そう」(大阪府・51歳)、「優秀で性格も良さそうだし、好印象しかない」(茨城県・42歳)と、美貌や知性が評価された。
在局中は、報道番組のメインキャスターを担当するにあたり、裁判や法律を一から勉強し直すなどまじめな一面も。総合司会を務めた『直撃LIVEグッディ!』でのキレのあるコメントはたびたび話題になった。妊娠を機に退社しフリーになってからは目立った活躍が見られないが、今後の活躍に期待。

8位は「女子アナのタレント化」の草分けとされる中井美穂(60)。
「媚びない、ぶれない、自然体」(広島県・69歳)、「親しみやすい雰囲気」(栃木県・48歳)、「美人すぎないし、賢い」(奈良県・75歳)と、いわゆる“女子アナ”らしからぬサッパリとした人柄が人気となった。
中井といえば、25年間にわたり「世界陸上」を中継する番組で織田裕二とともに務めたメインキャスターの印象が強い。織田との不仲説もたびたび持ち上がったが、2人の絶妙な掛け合いを楽しみにしていた視聴者も多かった。近年は趣味の宝塚絡みの番組出演のほか、病気で人工肛門をつけていたことを公表したり、NPO法人の理事としてがんの啓発活動を行っている。