超最新!AIがメンタルを支える時代に!?
益田先生いわく、近年、普及しているAI(人工知能)をメンタルケアに活用するのがトレンドになっているそう。
「ChatGPTなどの対話型AIに、日々の予定の整理をしてもらう人が増えていますが、その使用法の延長で日頃の悩みや愚痴をAIに聞いてもらうのが主な使い方です。AIは、話し手の味方になってくれるうえ、人間相手に愚痴を言うよりもトラブルになりにくいので、手軽なストレス発散方法としてもおすすめですよ」
さらに、AI相手に話をすることで、人へも悩みの相談がしやすくなるといったメリットも。「将来精神科医が要らなくなるんじゃないかなんて言われています(笑)」と益田先生が話すほど有効な手段。デジタルに疎くても、ぜひ試してみよう。

早稲田メンタルクリニック院長・益田裕介先生●防衛医大卒業後、防衛医大病院、埼玉県立精神神経医療センターなどを経て独立。2019年からYouTubeに「精神科医がこころの病気を解説するCh」を開設し、メディアでも活躍。
教えてくれたのは……早稲田メンタルクリニック院長・益田裕介先生●防衛医大卒業後、防衛医大病院、埼玉県立精神神経医療センターなどを経て独立。2019年からYouTubeに「精神科医がこころの病気を解説するCh」を開設し、メディアでも活躍。著書に『精神科医がやっている聞き方・話し方』(フォレスト出版)がある。
取材・文/大貫未来(清談社)