目次
Page 1
ー ハイスペックな日傘がゾクゾク登場!
Page 2
ー 骨が丈夫で長く使える【長傘】 ー 軽くて持ち歩きやすい【折りたたみ傘】

 

日焼けを防ぐのはもちろん熱中症対策としても、この時季から手放せなくなる日傘。でも種類が多すぎて何を基準に選べばいいか、わからない人も多いのでは?そこで、日傘のトレンドや、いま買うべき進化系アイテムなどをチェック!

ハイスペックな日傘がゾクゾク登場!

 じりじりと日増しに強くなる日差し。紫外線対策に欠かせないのが“日傘”だ。

近年の日傘のトレンドは、高機能な晴雨兼用傘です。日傘としてだけでなく、突然の雨にも対応できる折りたたみの晴雨兼用傘にニーズが集まっていて、企業も力を入れて開発している印象です

 と話すのは、給料の半分を傘の購入に費やすほど「傘愛」が強く、企業の商品開発や監修にも携わるという傘ソムリエの土屋博勇喜(ひろゆき)さん。

 選ぶときのポイントは?

「高性能な生地が増えているので、UV効果や遮光率といった基本の性能はほとんど変わりません。なので、どの傘も晴雨兼用でUV効果はほとんど変わらないという前提のもと、『プラスαの機能』として自分が何を重視するかを考えてから購入すると、失敗が少ないと思います」(土屋さん、以下同)

 例えば、荷物を減らしたい人は「超軽量でコンパクト」なもの、顔だけでなく上半身もすっぽり隠して日焼けを防ぎたい人は長傘で「より遮光率が高いもの」を選ぶといったイメージだ。

 デザイン面では、シンプルで性別を問わないユニセックスなデザインが流行中。

熱中症対策として男性ユーザーも増えている影響から、ベージュやモノトーンなど無地を中心としたスタイリッシュなデザインが増えていますね。

 生地裏面のコーティング技術がとても進化しているので、カラーによって性能が変わることはほぼないといえます。また、黒をはじめとする暗い色は路面からの照り返しを吸収しやすいので、まぶしさを軽減したい人におすすめですよ」

 土屋さんがチョイスする5本の日傘を参考に、お気に入りの1本を見つけてみて。