雅子さまを支える愛子さま
赤十字大会と万博で垣間見えたご様子から、「雅子さまは“心身の健康”に関する活動を皇族としてのライフワークにされる可能性がある」と前出の皇室担当記者は語る。
「雅子さまは適応障害を患われて以降、公務へのご出席が困難となる日々が続きました。だからこそ、“心身の健康の重要性”を痛感しておられ、今後は心や身体の不調で苦しむ人々に手を差し伸べることを、皇后としての命題になさることも考えられます。
全国の病院への慰問など、健康に関する行事へのお出ましが増え、これまでになかった“令和カラー”を押し出した皇后像が見られるかもしれません」(同・皇室担当記者、以下同)
皇后として新しい一歩を踏み出される予感が漂う雅子さま。それは、愛子さまの存在も大きく影響しているという。
「愛子さまが大学を卒業し、成年皇族として公務を担われるようになって今年で2年目。徐々に慣れてこられたようで、単独での地方公務や、式典でのスピーチを精力的にこなされています。
5月18日と19日には石川県を訪問し、地震や大雨の被災地をお見舞いされました。被災地訪問など、これまで雅子さまが担われていた活動を愛子さまと分担されることも増え、負担は軽減されたように思います」
愛娘との公務分担は、雅子さまに刺激をもたらしていると前出のつげさんは語る。
「愛子さまが日赤での職務と公務を両立されるようになってから、おふたりは信頼し合う同志のような関係性になられたのではと思います。お立場上、雅子さまも愛子さまも周囲には相談できないこともおありでしょう。
そんなおふたりだからこそ、共感できる話があるのだと拝察いたします。そして、愛子さまと意見交換をすることで雅子さまの心身も活性化されているのではないでしょうか」
これからは愛子さまの支えのもと、新たな緊要命題を果たされるに違いない。