田中圭のアドリブ

小説家役の田中さんは、現妻役の門脇さんに次のように叱られる。“お酒を飲みすぎたら取り返しのつかないことになる”。夫は妻の言葉が刺さる。田中さんはその言葉が響いた様子を、胸にグサッと“刺さった”ジェスチャーで演じる。どうやらそのジェスチャーはアドリブとのことで……

 そんな田中に対して観劇した人による絶賛の声が非常に多い。

《そのアドリブに麦ちゃんも笑いを堪えられず(泣き笑い絵文字) 会場も笑いに包まれてて和やかな雰囲気でした》

《いやー、ドンピシャなセリフとかあって笑えた これってアドリブだよね》

《一昨日、昨日のアドリブの内容聞いて、嬉しくて涙が出た お芝居を通して蘇生していくのをリアルに見せてもらってるよう そのしなやかさは私たちの愛する田中圭そのもの》

ただ、田中さんは酒絡みの失敗やトラブルを以前から繰り返しているわけで……」(前出・舞台関係者、以下同)

 田中は'20年に泥酔状態でタクシーに乗り、料金未払いで警察に保護。'21年にはコロナ禍に自身の誕生パーティーを開催、その後コロナに感染。ドラマの撮影に二日酔い状態で臨み、共演者の石原さとみ(38)に叱責されたとも報じられている。

「実際、田中さんは事務所から酒に関して注意されてきたようですが、その言葉はまったく胸に刺さっていないような……。トラブルがあったとしても、それを演技に生かし、観客を喜ばせるのは役者として素晴らしいかもしれません。

 また、田中さんのファンが絶賛し、喜ぶのもわかりますが、他の観客にはどうでしょうか。今の状況でこのセリフからのアドリブ、笑えるような笑えないような……

 不倫騒動を報じた『週刊文春』によれば、第一報の後、田中と永野は事務所に対する“口裏合わせ”の相談をしている。そこで田中は次のようなLINEを送っている。

《(編集部注・事務所に対する言い訳として)俺ならめっちゃ酔っ払いで って話もまかり通るんだけども》

 不倫の“事実関係”は、現状は不明だ。しかしながら友人以上の距離感で接していたのは事実。酒によるトラブルを起こし続け、直近のトラブルをネタにする夫に、妻は今、何を思うだろうか。