心無い盗難映像を見た人からは
《大人として恥ずかしい》
《お前らがやった犯罪は、なかったことにはならないからな》
《どんな神経してんだ》
という怒りの声や
《しっかりと顔まで公開するのが抑止にもつながる》
《入場ゲートの顔審査で特定できない?》
など、犯人特定を望む声が次々と挙がっている。
5月21日現在も盗まれた人形は戻っていないが、寄贈された人形は通常のものだけでなく、子どもが折り紙で作ったものや手作りのぬいぐるみなど、多くの善意が寄せられている。
しかし、このおもてなし文化が懸念材料になっていると前出のジャーナリスト。
「おもてなし文化や助け合いの精神は日本人が大切にしている価値観の一つ。ただ、度を超えた思いやりは逆効果になる可能性があります。実際にSNSでは多くの寄贈に対して、“もういらないですって言わないと永遠と増えるよ”“そろそろ置き場に困るから持っていくのはやめた方がいい思う”という心配の声が。本当に相手に喜ばれているかどうか、今後は分別ある行動をしたいものです」
善意も度を超すと…
似たような事例として、フィギュアスケートの演技終了後にリングに投げ込まれる人形や半束の数々。羽生結弦選手は母親が十数箱を超える箱詰めを夜遅くまでして、自宅に宅急便で送っていたそう。
《ぼちぼち制限しないと羽生君のプーさんみたいになりますよ》
日本人の親切心が行き過ぎ、ありがた迷惑なミャクミャク、とならぬことを祈りたい。