“賠償金”の恐怖
ところが、実際には永野がCM出演している企業が次々と反応し、CM動画削除のドミノが始まった。現在は、全滅状態だという。
そして、出演予定だった来年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を降板することが発表され、今年3月末に始まったばかりのラジオ番組『永野芽郁のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)も降板し、番組終了が決定した。
こうなるなら、「否定せずにいっそ認めてしまったほうが、潔いと思われよかったのでは」という声が業界内からも聞こえてきたが……。
「そんなことはないです。認めてしまったら、スポンサーから賠償金を請求される恐れがあります。実際に賠償金を請求されることになるという一部報道がありますが、今のところCM動画の削除はスポンサーサイドの都合ですから、彼女に請求することは考えられません。ですが、もし不倫を認めてしまったら、契約違反となり賠償金を請求される可能性は高くなります。昔の話ですが、矢口真里さんも化粧品会社からかなりの金額を請求され、事務所が肩代わりしました。毎月、少しずつ返していたといいます」(広告代理店社員)
その事態を避けるためには、仮に第3弾が放たれても、断固として否定したほうがいいという。
そして、これほどまでに打ちのめされたにも関わらず、彼女は憔悴することもなく、ドラマの打ち上げ会場では“自虐ネタ”で笑いを取り、先日公開された主演映画『かくかくしかじか』の舞台挨拶終了後の楽屋打ち上げでも、笑顔がこぼれていたという。