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2025年5月下旬の朝、自宅から出てきた上田晋也。帽子をかぶっていても“メディア王”のオーラが
都内の一等地にある閑静な住宅街。そこに、ひと際目を引く大きな一軒家がある。2014年に新築されたこの豪邸は、多くのテレビ番組で司会を務めて“メディア王”の異名をとる『くりぃむしちゅー』の上田晋也の自宅だ。
5月下旬の朝、藍色のセットアップの部屋着に黒いキャップをかぶり、ファーのついたサボサンダルを履いた上田がゴミ出しをしていた。
「ん~、ないと思うんですけどね。単なる僕の、希望っちゃ希望ですけど……」
上田がこう答えるのは、2008年7月にスタートして、現在は毎週月曜の夜9時に放送されている『しゃべくり007』(日本テレビ系)の“終了説”についてだ。あと3年ほどで20周年の節目を迎える『しゃべくり』に、何が起きているのか─。
「この秋で『しゃべくり』が終了すると囁かれているんです。すでに、新番組の企画の募集も始まっていると聞いていますよ」(日本テレビ関係者、以下同)
『しゃべくり007』は、「くりぃむしちゅー」と「ネプチューン」と「チュートリアル」の3組が、毎回豪華なゲストを迎えて自由なトークを繰り広げるバラエティー番組。視聴率も高水準で安定しているが、どうしてそんな話が出ているのか。
“長寿番組”の終了が続いている
「日本テレビは、長年続いている番組が複数あるので“マンネリ化”が危惧されているそうです。そのため、局全体として“新たな風”を取り入れたいようです。実際、今年4月の改編では、『行列のできる相談所』が23年間続いた歴史に幕を下ろし、『ズームイン!!サタデー』や『ウェークアップ』も終了しました。この秋以降の改編でも同様の動きがあり、いくつかの“長寿番組”が終了候補として挙がっているようです……」