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ー 残るはサザエさん、ただ1人
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ー 「そろそろ覚悟するべきか」

 6月1日、アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)の公式ブログが更新され、「イクラ」「カオリ」「リカ」の声優が交代することを報告した。これまで3人のキャラクターを声優・桂玲子が兼任していたが、今後は「イクラ」を平井祥恵、「カオリ」を小白川愛菜、「リカ」を北原沙弥香が務めることとなる。

残るはサザエさん、ただ1人

 アニメ『サザエさん』は1969年に放送を開始し、今年で56年目の“超”長寿番組。そのため、初期のころから出演している声優の高齢化に伴い、近年では声優交代が相次いでいる。

「まず、“ばかも~ん!”でお馴染みのお父さん・磯野波平役は2014年に永井一郎さんから茶風林さんに代わりました。同年1月に永井さんが82歳で急逝されたことによる交代です。

 その後、磯野フネ役の麻生美代子さんが89歳のとき、2015年に寺内よりえさんに交代。2019年にはマスオさん役が増岡弘さんから田中秀幸さんに、そして2023年にはタラちゃん役の貴家堂子さんが亡くなったため、愛河里花子さんが急遽務めることとなりました」(芸能ライター)

 ちなみに、カツオとワカメ、そしてノリスケ・タイコ夫婦の声優はすでに代替わりしている。今回のイクラ役交代で、ついに磯野家・フグ田家・波野家の主要登場人物10人のうち、初回から変わらず出演しているのはフグ田サザエ役の加藤みどり、ただ1人になってしまった。