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元横綱・白鵬の宮城野親方
大相撲で史上最多45回の優勝を誇る元横綱白鵬・宮城野親方の退職届が提出され、相撲ファンの間で衝撃が走っている。昨年2月に発覚した元幕内・北青鵬の暴力問題が発端で部屋が閉鎖となり、弟子とともに伊勢ケ濱部屋に移籍していたが1年を経過しても部屋再開の見通しが立たない状況下で協会からの決別を決意したとされるが─。
元横綱白鵬・宮城野親方が退職

白鵬(2013年)
協会側は当初退職届の受け取りを保留扱いとしていたが、最終的に9日付で受理することを発表した。宮城野親方の弟子たちは当面、伊勢ケ濱部屋に所属することになる。
この退職を受けてスー女(相撲好き女子)タレントの山根千佳は「大横綱ばっかり相撲界を去る。辞めないでくださいよ…悲しい…。」などXに投稿し、芸能関係者からも悲しみの声が相次いでいる。
そんな声が集まるなか注目されているのが、宮城野親方への厳格な処分と他の親方への甘い処分との格差である。
《春日野部屋は2度も傷害事件あったのに1度目は厳重注意。かたや白鵬の部屋の閉鎖はおかしい》
《知名度も人気もある人を放出する相撲協会のガバガバナンスぶりはいつ見ても異常》
《白鵬杯を開催して相撲を盛り上げてくれたのに相撲協会の白鵬いじめが酷すぎ》
など、暴行事件の隠蔽疑惑のある春日野親方や陸奥親方との処遇差への声が相次いでいる。