「ハラスメント報道で両親が自殺ってどういうこと?」(兵庫県・52歳)、「当初は両親を殺したという疑惑があり、ドラマのような話にびっくりした」(兵庫県・60歳)

2024年8月下旬の猛暑の中、木陰になっているベンチに座って、台本を読む市川猿之助と弟子の市川段一郎
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 4位は歌舞伎界の名優・市川猿之助が両親に向精神薬を服用させたとして自殺幇助の罪に問われ、逮捕された事件。

「猿之助さんは当時、自身のハラスメント疑惑に関する記事が週刊誌に出ると知って自殺を考え、両親と話し合った末に一緒に死ぬことを決意した、と裁判で語っていました。

 今でも多くの謎が残るこの事件ですが、懲役3年、執行猶予5年の判決が言い渡されています。執行猶予が終了したころ、活動を再開するのでは。歌舞伎界に猿之助さんはなくてはならない存在といえますから」(津田さん)

 いとこである香川照之は2022年にセクハラ報道で歌舞伎以外の活動を自粛していたが、今年、WOWOWドラマで3年ぶりにドラマ復帰を果たした。

《事実無根なので闘いまーす》

「今考えれば、この人がスターでいたことがおかしかった」(神奈川県・49歳)、「性加害を報道されてからの行動がことごとくみっともない」(大阪府・62歳)

 3位はダウンタウンの松本人志ら芸人による女性への性加害報道。令和5年末に『週刊文春』誌上で、松本に東京都内のホテルで性行為を強いられたとする女性の証言が次々に報じられ、吉本興業は即日「当該事実は一切ない」とコメントを発表。

 松本も《事実無根なので闘いまーす》と自身のXで発信したものの、活動休止までの間に説明の場は設けられなかった。

「週刊誌側を提訴するため活動休止に入った松本さんですが、昨年11月、松本さん側から訴えを取り下げました。今回の件に関してはすべての行動が悪手で、松本さんの周りにはイエスマンしかいないんだろうなという印象が拭えない。

 いつの間にか裸の王様になってしまったことも悲しいし、巻き添えをくらった形のスピードワゴン・小沢一敬さんなど後輩芸人をかばうこともしない姿に失望したという声も多いです」(津田さん)