このスイッチ2を「譲ってくれた中川の友人」こそ、冒頭の箕輪氏だという。
「なんか僕、そんな欲しくないんですけど抽選当たっちゃって。んで、使わないなって思ってたら、しょこたんが何か欲しいつか、あげたんですよね」
任天堂による“譲渡禁止”ルールも知らず、「ただ無邪気にあげただけ」と釈明する箕輪氏だが、引っかかる点も見受けられる。まず、中川に譲渡した理由。
出産祝いならいいかなと思って
「なんだ? たしか出産したんですよね、中川さん。出産祝いならいいかなと思ってあげたんだけど」
「“(中川から)厚介さん使わないのなら私使おうかな”。で、僕が“あ、そうだよ。出産祝い何もあげれてないからさ”つって」
中川との譲渡時のやりとりも再現してみせ、「出産祝い」のプレゼントだったとする箕輪氏。さらに、ご丁寧にもプチプチで包装したことについて、
「うん、あのプチプチもね。赤ちゃんにスイッチ2が当たると、赤ちゃん泣いちゃうなと思って。ま、余計なお世話だよね。プチプチも巻いたりして」
この親切心が逆に転売疑惑をかけられたことに「全部裏目に出ちゃったな」と述べ、最後には今回の件を「譲渡」ではなく、「(中川に)お貸してるみたいなことにしましょうか」との“レンタル”扱いにして騒動の収束を図ったのだった。
しかし、自身が40歳の誕生日を迎えた5月5日、中川が報告したのは「出産」ではなく「第1子の妊娠」だ。中川とは直接、やり取りをしたとする箕輪氏だが、彼女の家にはすでに赤ちゃんがいると勘違いしていたのか、疑惑は深まるばかりだ。