怒りを通り越して呆れムード
そんな中、18日にG7サミットの開催地であるカナダで行われた記者会見で、あらためて「消費税減税にはそれなりの時間がかかる。物価高に苦しんでおられる方々に対する対応としては、給付金の方が遥かに効果的である」との考えを示した石破茂首相。
この発言に国民からは怒りを通り越して呆れムードが広がっている。
《2万が効果的とか正気?(笑) だったらせめて10万にしてくれよ どうせ私たちから巻き上げたお金なんだし》
《減税したこともないくせに何を根拠に“遥に効果的”なんですか?長い目で見たら減税の方が遥に効果的では?増税は秒で決めるくせに減税は意地でもやらないよね》
《おまえが辞める方がはるかに効果的》
自身は昨年秋の衆院選で初当選した自民党議員15人に対し、“お土産”と称して1人10万円相当の商品券を配っていたことが『朝日新聞デジタル』によって報じられた。しかし、今回の国民への給付金額はその半額にも満たない2万円。
選挙前の“ニンジンぶら下げ”とも揶揄されたこの現金給付はニンジンにすらならないどころか、政治への不信感が一層強まる結果に。収まる気配のない国民の怒りは夏の参院選にどのような影響を与えるのか―。