新井の“後任”が好評なのも逆風に
新井は局アナ試験に全滅し、その悔しさをばねにフリーで這い上がったという。
「自己プロデュース力に長け、“どう見せるか”に常に全力だった印象です。しかしその裏にはフリーアナという立場への不安も見られました。結婚や出産という転機を経ても、焦りから急ぎ足で復帰を図っているように映り、その結果、特に女性から『子育てに専念していないような姿勢が気になる』という意見が出てしまうのだと思います」
また、彼女が降板した番組の“後任”が好評であることも逆風となっている。
『ナゼそこ?』の加藤綾子アナは豪快なキャラと距離感で番組にフィットし、『所さんお届けモノです!』のタレントでモデルの岡崎紗絵も好評。『グッド!モーニング』も同じ事務所の若手である森千晴アナが定着しており、「新井の席はもうない」との声も。
一方で、新井には“本業”以外に活路を見いだす可能性もあると芸能プロ関係者はいう。
「今回の報告を見る限り、絵本作家としての活動に力を入れていることから、すぐにテレビ復帰するというより、絵本を足がかりにメディア露出を再開し、徐々に地盤を築こうとしているようにも映ります。
新井さんのナレーション力には定評がありますし、企業イベントなどでの司会業も期待されているでしょう。問題は“テレビに戻らなきゃ”という思いと自分の中でどう折り合いをつけるかじゃないでしょうか。無理に昔のポジションに戻ろうとせず、新しい立ち位置を模索するほうがいいのかもしれません」
2児の母親でもある新井アナ、あまり無理せずマイペースにがんばってほしい。