田久保市長、謝罪の場でも“推し活”

 市長選で掲げたイメージカラーが紫だったのも、このキャラクターの影響とみられる。そして記者会見で着用していた“ピンクジャケット”も、ネット上で特定されたアイテムの商品説明では《ライラック》と表記されており、薄紫を帯びた色味。これも“推しカラー”を意識していた可能性が高い。

“推し活”の様子を投稿する田久保真紀市長(本人のインスタグラムより)
“推し活”の様子を投稿する田久保真紀市長(本人のインスタグラムより)
【写真】「市民舐めてる?」批判殺到の田久保市長、衝撃の“推し活”投稿

 しかし、公の場で“私”を強く打ち出したファッションは、多くの市民に違和感を与えたようだ。ネット上では、

《え、これで会見とか市民舐めてる?》

《謝罪と辞任の会見に推しカラーのジャケットって、どういう感覚してるんだ》

《謝罪の場で推し活するなよ…》

《前回の市長選の金払え》

 など、謝罪の場としてふさわしいとは言い難いとの指摘が相次いでいる。

 推し活そのものは個人の自由だ。しかし、少なくとも信頼回復を図る場面では、TPOをわきまえた言動や装いが何よりも求められたのではないだろうか――。