'23年に芸能界デビューと同時に、情報番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)のレギュラーを獲得。その後もドラマに出演して女優デビューも果たしたが─。

両親の名前が大きすぎる典型的なパターン

出演したドラマ、すべてがフジテレビ。母親の河野さんの“古巣”ということで影響力が働いたのでは(笑)。本人は女優としてやっていきたいと話していましたが、彼女の後ろには父親の貴乃花という影がどうしても見えてしまいます。

 ドラマ出演の件もそうですが、うまくいっても“両親のおかげ”といわれてしまうことは仕方ないと受け止め、地道に女優として演じていくしか道はないのでは?」(前出・スポーツ紙記者)

 今年の5月いっぱいで所属事務所を退所したことも報じられた白河。そろそろ“七光”の威光も弱くなってきたのかも!?

 2位にランキングされたのは63票で、木村拓哉と工藤静香の次女、Koki,。これ以上はない、というくらいのビッグな両親の“七光”を背負っている彼女だが、

ルックスはいいが、両親と比べると才能はイマイチだと思います」(広島県・男性・48歳)

演技も下手だし、これといって光るものを何も感じないのに、親の名前だけで仕事もらってる感じ」(埼玉県・男性・56歳)

 といった辛辣な声が。

両親の名前が大きすぎる典型的なパターンですね。モデルとして一流ファッション誌の表紙を飾ったり、ブルガリのアンバサダーに日本初、しかも最年少の15歳で就任するなど、華々しい活動をしていますが、どうしても“両親の名前を使ったゴリ押しだろう”と思われてしまう。本人の実力もあるのかもしれませんが、それ以上に親の顔がチラついてしまいますよね」(前出・スポーツ紙記者)

 アンケートで寄せられた声の中にも、

ほかと比べ両親共にすごい有名タレントなので、その分期待も大きくなってしまうので、相対的にイマイチ感が強くなる」(東京都・女性・46歳)

 といったコメントが。背負っている光が強ければ強いほど、自身も大きくならなければいけないということなのかも。

「親の七光が過ぎる」2世タレントランキング
「親の七光が過ぎる」2世タレントランキング

 そして74票を集めて1位となったのは、花田優一。3位の白河の兄で、貴乃花光司と河野景子を両親に持つ。

靴職人と公言しているけど、どんな靴を作っているのか知らないし、タレントとしてテレビにも時々出ていてもあっという間に見なくなった。中途半端な印象しかない」(兵庫県・女性・34歳)

靴、歌、ユーチューバー、俳優などフラフラしている印象。それができるのも貴乃花という名前を使うことをわかってやっているように見える」(埼玉県・女性・57歳)

 “貴乃花の息子”ということを最大限に使っている、というコメントが数多く寄せられた。

父の貴乃花からは“完全に勘当している”と突き放されていますけどね(笑)。靴職人を名乗っていても、オーダーしたのに靴が届かないなど顧客とのトラブルも報じられました。そんな中でもタレント活動しているのが今回の評価になっているのでは?

 先日、重大発表として自身の靴ブランドを立ち上げたことを明かしました。靴職人としての本気度を示したのかもしれません。ここまで騒がれるのは、やはり貴乃花と河野さんの息子という背景があるから。それを利用するのは、悪いことじゃないと思いますけど、本職を第一にしていればここまで言われなかったかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)

 本人たちからしてみれば、「こんなに頑張っているのに……」という気持ちもあるのかもしれないが、親の姿が見え隠れしてしまうのが2世タレントの業なのかも。それを克服するのは、親以上の存在になることだけなのかもしれない。

取材・文/蒔田 稔