また『フライデー』では、源田が遅刻を繰り返しているという、“らしくない”一面にも触れている。
「西武球団は、茶髪やヒゲといった身なりに寛容ですが、チームの規律には厳しいイメージがあります。開幕前に遅刻で3軍行きを言い渡された佐藤龍世(28)は、6月に中日ドラゴンズに金銭トレードで移籍しました。
また2022年には、衛藤との選手妻同士のSNSトラブルが発覚した山田遥楓(28、現在は東北楽天に所属)も、やはり同年に日ハムにトレードで放出されています。これに倣えば、源田も“トレード候補”と言えるわけで、西口文也監督(52)が今シーズンにキャプテン制を敷かなかった理由と関係あるのでしょうか」(前出・野球担当記者、以下同)
年俸1100万円の若手がレギュラー獲りへ
さらに源田トレードの現実性を高めるのが、先の“若獅子”の台頭だ。2021年のドラフトで育成2位で指名されると、翌年にはイースタン・リーグでの活躍が認められて支配下登録された滝澤。
身長164cm小兵ながら、そのスピードと守備範囲の広さで二塁、三塁、遊撃手をそれぞれ高レベルで守る様に、ファンからも源田の代名詞である「夏央たまらん」を頂戴し、球場を沸かせている。
「課題の打撃も年々アベレージを上げていますし、今年は監督推薦でオールスターゲームにも初出場したスター候補。何よりも年俸1100万円と、他球団と比較して資金面が劣る西武にとっても“やさしい”選手。
チームの伝統というべきか、高額年俸選手がFAで他球団に移籍していく一方、若手がチャンスを掴んで台頭してくるのが西武です。もちろん、ここぞの“源田の力”はいまだチームに不可欠ですが、5年契約の3年目のシーズンを完全に控えに追いやられた場合、自らトレード志願する道も模索する可能性はありますよ」
まだまだ「たまらん」プレーを見せてほしいが。