また、シミやくすみが目立つ場合は、高濃度のビタミンCを配合した美容液がおすすめ。ただ乾燥しやすくなる人もいるので、保湿剤でしっかり保湿することを忘れずに。

メイクの仕上がりより日焼け対策を優先

 さらに、トラネキサム酸やグリチルリチン酸など抗炎症効果のある成分が入った美容液や保湿剤も、紫外線による炎症を抑えるので、シミやくすみ対策に効果的。

ドラッグストアで売っている化粧水や美容液にも含まれている成分なので、抗炎症効果のあるものをこの時季には選んでもいいですね。ただし、こちらも塗ってみて刺激が強すぎると思ったら、すぐに使用を控えてください

 9月はまだまだ紫外線が強いため、旅行や登山、屋外のイベントなどで、日差しを浴びて過ごす日は、ダメージを受けた肌にさらに追い打ちをかける“追い日焼け”を防ぐために厳重な紫外線対策を。

「日焼け止めを2、3度塗り重ねた上から、ファンデーションやパウダーを顔の上にやさしくのせるようにして塗ってください。こするようにして塗ると先に塗った日焼け止めが落ちてしまうので注意。

 さらに、2、3時間ごとに日焼け止めを塗り重ねていくのが理想的です。日焼け止めを塗り重ねると化粧は崩れますが、1日中屋外で過ごす日は、メイクの仕上がりより日焼け対策を優先させましょう

 紫外線を多く浴びてしまった日には、肌のダメージを持ち越さないためのアフターケアも重要だ。

まずは肌を冷やすことが大事です。最初は濡れタオルで顔を覆い、その上に保冷剤をのせると効率よく肌の熱が収まります。ただし、肌を濡らしたままでいると水分が蒸発する過程で乾燥が進むので、5分程度にとどめ、その後はハンカチなどの薄い布で保冷剤を包み、火照った部分に当てて冷やすといいでしょう

 肌が冷えてきたら、使い慣れた化粧品で十分な保湿を。

ここまでのお手入れで肌がヒリヒリしていたら炎症が起きているということです。炎症を抑えるには外からのケアだけでなく内服薬に頼るという手もあるので、市販の炎症鎮痛剤を服用して早めに寝てください

 シートパックなどの特別なケアをしたくなるところだが、かえってマイナスになる場合もあるので要注意。

炎症が起きている肌はバリア機能が弱くなっているため、シートパックの成分が浸透しすぎてダメージが大きくなるおそれがあります。炎症が落ち着くまでは、使い慣れた化粧品で守りのスキンケアに徹してください

 外側からのスキンケアだけでなく、食事による身体の内側からのケアも重要だ。ただ、夏場は食欲が落ち、のど越しのいい麺類や甘い飲料など、糖質過多の食事になりがち。さらに冷たいビールやフルーツサワーといったアルコールの摂取量も増え、糖質過多に拍車がかかる人も。

脳の働きや免疫力を維持するためにも糖質は必要ですが、とりすぎると余分な糖質が体内のタンパク質や脂質と結びつき、肌を老化させる原因になるので注意が必要です