1億6000万円もの集団訴訟を起こされていると報じられた筋肉芸人・なかやまきんに君だが、報道後は何事もなかったかのようにテレビやイベントの出演を継続中。しかし、そのウラでは先々のキャスティング候補から名前が消えつつあるそうで――。
なかやまきんに君の“剛腕”な新マネージャー
きんに君を巡っては今年8月、吉本興業から独立した後に担当になった飯尾雄一マネージャーが、詐欺容疑で逮捕されたことが話題に。さらに、マネージャーだけでなくきんに君や所属事務所『333』(ササミ)も含めて、被害者たちから訴訟を起こされているという。
「事務所サイドは取材に対して訴訟が行われていることは認めていますが、集団訴訟に関する情報発信は一切行われていません。そして訴訟報道後もTBS系の『それSnow Manにやらせて下さい』や『東京ガールズコレクション』のステージに出演しており、一見して裁判報道はノーダメージに見えるほどです」(スポーツ紙記者)
この“鉄壁ガード”の一因として、芸能関係者の間ではきんに君の“新マネージャー”の存在が大きいと言われているようだ。
「飯尾容疑者は昨年5月から失踪していたことが明らかになっていますが、その直後から新マネージャーに就任したのは、きんに君と同じく元吉本興業でマネージャーや劇場の支配人も担当していた方です。現在は自身が代表を務めるプロダクションの社長という立場なのですが、一方で『333』の名刺も持っていて、きんに君のマネジメント全般を担当するように。剛腕かつ突破力が強く、きんに君との相性もいいようです。
しかし、自分たちに有利な条件を提示してくるため、一部では“前のマネージャーに戻ってきてほしい”という声も」(テレビ局関係者、以下同)
新マネージャーのバックアップもあって、現在もきんに君は表向きは仕事に影響が出ていない状態のようだ。
「今回の裁判報道後も、予定されていた仕事先対して“裁判中でも仕事をしているタレントはいくらでもいる”“報道の影響でなくなった仕事は一切ない”と、強行突破のスタンスを貫いています。
ただ、現在訴訟中ということに加えて、きんに君は被害者への補填を促す声にも応じず、連絡も取らなくなったと伝えられており、先々を考えるとやはりきんに君の起用はハイリスクとの見方も多いです」