小泉氏の地元党員が“爆増”

 それほどのことを“やらかした”小泉陣営。しかし、今回の処分は厳重注意のみ。しかも「誰に注意したのか」具体的な情報は伏せられており、なんともふわっとした処分となっている。これに対して、

《処分が甘すぎると思う。国民の声が大きくなったから“やむなく”注意しただけなのでは?》

《政治家の常識は一般市民の非常識ということがよくわかる》

《選管自体に大いに問題があるようだね。公平な選挙をしようという気がまったく見られない》

 など、不満の声が噴出している。

一騎打ちが予想される高市早苗氏と小泉進次郎氏
一騎打ちが予想される高市早苗氏と小泉進次郎氏
【写真】“無謀な若者のアソビ”「ハコ乗り」するアブナイ小泉進次郎

「さらに不信感を煽っているのが、小泉氏の地元・神奈川県の自民党員が、ここに来てなぜか800人以上増加していることです。9月27日、選挙管理委員会が総裁選投票資格のある党員数を“一部党員の継続に関し、齟齬があった”として訂正したのですが、このタイミングで小泉氏の地元のみこれだけ増えるというのは、少しきな臭さを感じられても仕方がないでしょう」(前出・政治部記者)

 疑惑に揺れる総裁選。国のトップを決める選挙がこれでは、不安しかない国民も多いことだろう――。